長所と短所は同じ特徴

たまに「自分には短所しかない」という話を聞かされることがあります。

そういう話を聞くと、ぼくは「短所しかないの? すごいね!」と答えます。

なぜかというと、短所と長所は同じ特徴だからです。

だから『短所しかない』という人は、『長所しかない』といっているようなものなのです。

 

 

ぼくが会社勤めをしていたころ、上司に度々怒られたことが下記でした。

「オレの話を言い換えるな!」

ぼくは何かに付け、「それはつまり、こういうことでしょうか?」と聞き返していたそうです。上司は、指示に対していちいち聞き返されるので、しかも違う言葉で聞き返されるので、その都度考えねばならず、とても煩わしかったようです。

まぁぼくにしてみれば、指示内容そのものが曖昧で、何をどうしていいのか分からないから聞き返していたわけですが、それは割愛(^^;

とにかくその『言い換え』でかなり怒られたので、『話を言い換える』ことはぼくの短所なのだと思っていました。

 

それから数年後。

独立して、出版でもいろいろと原稿を書くようになり、何人もの担当編集さんに見てもらう機会に恵まれました。

編集さんには同じようにこういわれます。

「この言い回し、面白いですね!」

以前、あれだけ上司に『言い換えるな』と怒られた短所が、こと執筆においては『ユニークな言い回し』となり、長所となったのです。

つまり、『長所と短所は同じ特徴』ということになります。

 

 

短所しか見つからない、という人は、本当はすごい人なのです。長所と短所は同じ特徴なわけですから、短所を良いように言い換えれば、あっという間に長所だらけです。

このブログでは度々書きましたが、物事には、常に、良い面・悪い面が同時に存在しています。だから物事の、良い面をみようと思えば良い面が見えるようになり、悪い面を見ようと思えば悪い面しか見えなくなります。

それは、『赤いモノを探そう』と思った途端に、赤いモノが目に飛び込んでくることからも実証されています。脳は、自分が注目していることだけを意識にとらえるのです。

だから『短所と長所は同じ』と知れば、自分のいいところが自ずと分かってきます。

  • 自己主張が強い→自分の意見をしっかりいえる
  • 心配性→計画性がある
  • 優柔不断→いろんなことに気が回る
  • 几帳面→細かなことにまで気を配れる
  • 慎重になりすぎ→細心の注意を払える
  • 短絡的→勢いがある

こんな感じで、いくらでも言い換えできます。(ぼくが言い換え得意だから?(^^;)

短所を言い換えるだけで、自分の長所が見えてくるわけです。

 

自分の長所が分かったなら、あとは簡単です。

長所を意識しながら日々の仕事や勉強をこなすだけです。

意識しているだけでいいのです。

長所も短所も、無意識に出てしまうものです。だからあえて発揮しようとしなくてもかまいません。

大切なのは、意識を前向きに変えておくこと。それだけで、短所だった行動は、あっという間に長所として発揮されます。

そうすれば、ぼくのように、ダメだったはずの短所が褒められるようになり、それが自分の強みになります。

自分の強みが分かれば、自分に自信が付きます。

その自信が、よりよい明日を引き寄せてきます。

ぜひ、短所を長所に変換してみましょう。